投資信託ってなに?

こんにちは。ワタシです。
今日は投資信託についてです。ワタシが購入したきっかけは、母が銀行から勧められて当時流行っていた「毎月分配型」の投資信託を購入したという話を聞いたことでした。ちょうど定期預金が続けて満期になったこともあり、まとまった金額を購入することができました。

もう10年以上昔のことです。今考えると銀行おすすめの毎月分配型なんて、選ばない方がいい投資信託ですが、当時は上げ上げ相場だったので、たまたま波に乗れたようです。銀行おすすめ以外にもたくさん手を出しましたし、それが良かったのかもしれません。
「買い時だと思ったから」ではなく「定期預金が満期になったから」という理由で購入した投資信託600万円は約2年で1000万円を超えました。調子に乗ったワタシは、投資信託は積立もできると知って積立も開始。タイミングが良かったので結果的に資産はめっちゃ増えましたが、振り返ってみるとやっぱりワタシはてきとーに銘柄を選んでいました。

猫2号
猫2号

投信もてきとーにやってたんやな

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

当時は投資信託がマイブームだったんだよね

猫1号
猫1号

またマイブームとか言うてるし

投資信託ってなに?

投資信託とは、投資家から集めた資金で、プロ(ファンドマネージャー)が運用するという金融商品です。
証券会社や銀行で購入することができます。積立で毎月や毎週など、決まった金額を購入していくこともできます。

SBI証券、楽天証券の投資信託取扱い本数は、2021年9月5日現在で、2600本以上あります。つみたてNISAやiDecoは、取扱件数が少ないですね。つみたてNISAやiDecoは、長期積立用の制度なので価格が乱高下したりリスクの高すぎる商品は向かないためです。

投資信託つみたてNISAiDeco
SBI証券2646本175本36本
楽天証券2678本177本31本
投資信託取扱数(2021年9月5日現在)

投資の対象を決めましょう。
投資対象が国内か海外か、海外ならアメリカか中国か新興国か、株式か債券か、はたまたそれ以外かなどを考えてどの投資信託を購入するか決めます。証券会社で販売実績や積立件数などのランキングが出ているのでそれらも参考にできます。基準価格や純資産の推移なども見て調子の良さそうな右肩上がりを選びましょう。手数料は低い方がいいです。銀行の窓口でおすすめされた投資信託は手数料が高いのでやめておいた方がいいです。手数料が銀行の収入になります。買い替えのおすすめも無視した方がいいです。

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

名前(愛称)の好き嫌いで決めたりもしてたんだよね

猫1号
猫1号

それは悪い事例やな

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

みなさんはマネしちゃダメですよ

猫2号
猫2号

誰もマネせんと思うで

どんな利益が出るの?

投資信託で利益が出るとはどういうことでしょうか?どんなときに利益が出るのでしょうか?どうやって見ればいいのでしょうか?

  • 売買による利益
  • 分配金による利益
  • トータルリターン

売買による利益

安く買って高く売れれば、その差分が利益です。譲渡所得と言われるものです。

分配金による利益

決算時に分配金としての受取も利益です。ただし、分配金を出せば投資信託本体の価値はその分下がります。

トータルリターン

現在の価格から購入額を引いたものが、含み益であり、含み損です。利益も損失も確定(解約、部分解約)しなければ幻です。ですが、すでに分配金を受け取っている場合は幻ではありません。
毎月分配型などの分配金の多い投資信託は、分配金がない投資信託に比べて値上がりはしにくいのですが、含み益がなくても利益は出ているはずですよね。証券会社のホームページなどでは、受取分配金も加味した状況がトータルリターンとして確認することができます。

どんな費用がかかるの?

投資信託は毎日値動きのある商品です。その価格変動に紛れて支払っている感覚はないかもしれません。とはいえ、どんな費用がかかっているのか、または自分の契約だとかかっていないのかを知っておきましょう。

  • 口座管理費
  • 買付手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

口座管理費

口座を持っていることにかかる費用です。同じ証券会社でも取引方法や保有資産によっても違ってくるようです。ネット証券会社では基本的に無料ですし、昔ながらの対面の証券会社でも無料のところが多いです。口座を開く前に確認しておきましょう。

買付手数料

購入時にかかる手数料です。手数料無料の投資信託はノーロードと言います。買付手数料は証券会社によって違いますが、SBI証券、楽天証券をはじめ全投資信託をノーロードとしている証券会社は増えています。

信託報酬

投資信託を保有している期間中ずっとかかってくる費用です。と言っても、ある日引き落とされる、というようなことはありません。日々の価格に反映されているので、購入時にコストと認識しておく必要があります。投資信託は、資産の運用をプロ(ファンドマネージャー)にお任せしています。 投資信託の上げ下げはファンドマネージャーの腕にかかっていますからね。そうは言っても運用の腕と信託報酬は比例しません。高いからといっていい運用をしてくれるわけではありません。

信託財産留保額

解約の際にかかってくる費用です。利益が出ていれば税金もかかりますし、解約しても思ったような額が戻ってこないこともあります。

いつ買うの?

今、ポチったとしていつ買えるのでしょうか?すぐには口座に反映されません。株式も同じですが手続き完了には数日必要です。値動きが激しければ思った金額で買えなかったり、売れなかったりということも十分ありえます。

購入を決めてポチってから口座に反映されるまでに1週間近くかかることもあります。

  • 申込日/注文日
  • 約定日
  • 受渡日
  • 口座反映

申込日・注文日

注文の締め切りは営業日の15時です。金曜日の15時過ぎにポチったとしても、3日後の月曜日の14時にポチったとしても同じということです。どちらの場合でも月曜日の15時に締め切られます。注文が閉め切られてもまだいくらで購入もしくは売却できるのかわかりません。

約定日

約定(やくじょう)日とは、売買取引が成立した日です。申込日の翌日に設定されていることが多いです。祝日や休場がなければ、申込日が月曜日なら約定日は火曜日です。売買代金は約定日の翌日に確定します。約定日が火曜日なら水曜日にやっと購入代金、売却代金がわかります。

受渡日

取引は成立しましたが受渡日までは未払いの状態です。銘柄によって異なりますが、受渡日は2営業日~5営業日後です。金曜の15時過ぎの注文は、木曜日~翌火曜日に受渡となります。支払は受渡日に実施されます。まだ口座には現金として残っています。また売却(解約)した場合、出金できるようになるのも受渡日以降です。つまり、1週間以上かかってしまうこともあるということです。解約時、現金化に時間がかかることは要注意ですね。銀行の定期預金なら即時解約できますからね。

口座反映

さて、購入した投資信託が口座で確認できるようになるのはいつでしょうか?証券会社によっても異なりますが、SBI証券や楽天証券では、約定日の翌朝に確認できるようになるようです。火曜日が約定日なら水曜日ですね。

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

いつ買うの? 今でしょう!!!

猫1号
猫1号

・・・

猫2号
猫2号

・・・

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

投資は自己責任です。自分で背負えるリスクを超えないようにしましょう

猫1号
猫1号

なんかごまかそうとしてるな

猫2号
猫2号

せやな