不動産登記(住所変更)やってみた

こんにちは。ワタシです。現在、ワタシは大阪の片隅に住んでいるのですが、以前は東京に住んでいました。東京に住んでいたころに、投資用のマンションを購入しました。そして、今住んでいる家も東京に住んでいる間に購入しました。つまり、このマンションは東京の住所が登記されています。引っ越しをしたら住所変更の手続きをしなければいけないのですが、まだ手続きしていませんでした。そろそろ・・・と思い、自分で登記してみることにしたので、体験談として参考になればと思います。

ちなみに、引っ越してきた次の日に保護猫の譲渡会へ行きました。

猫2号
猫2号

ウチらは大阪で生まれた猫やさかい~

猫1号
猫1号

ウチらもうすぐ5歳やで

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

5年もたってるのね・・・

不動産登記は自分でできるのか

結論から言うと、できます。自分でできたから、この記事を書いているのですが、司法書士さんに頼むのが一般的なようです。不動産に関する手続きをする機会はあまりないせいかもしれませんね。WEBで見ただけですが、相場は2万円ほどかかるようです。ワタシも購入時の登記は司法書士さんにお願いしました。(お願いした意識もなく不動産屋さんが手配してくれていましたが)

住所変更はしていませんでしたが、抵当権抹消の登記は一度、自分でしたことがあります。書類は銀行から送ってきてましたからね。申請書さえ書けば!と思って、ネットで見て書いて法務局へ持って行きました。法務局には相談窓口があって書類のチェックもしてくれます。

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

あのときは、たくさん修正してもらったよ

とりあえず作って、法務局へ行けばいい、というくらいの気持ちで、そろそろ住所変更しなきゃな・・・と思ってWEBで検索したところ、オンラインで申請ができるようになっていることを知りました。

マイホームを買ってみた(40代おひとりさまワタシの主張)

オンライン申請

ワタシが知らなかっただけかもしれませんが、5年前に抵当権抹消の登記をしたときにオンライン申請はありませんでした。今回は郵送申請にしようとWEBで検索したら、マイナンバーカードを使ってオンラインで申請できるようになっていました。ただWEBに申請の情報はほとんどなかったため手探りでした。

用意するもの

もしかするとここで断念する方がおられるかもしれません。マイナンバーカードやICカードリーダライタは誰でも持っているものじゃないですよね。

猫1号
猫1号

カイヌシはマイナンバーカード持ってるもんな

マイナンバーカード

ポイントを配ったりアピールはしているもののあまり普及していないと言われるマイナンバーカードです。ワタシは開始当初から持っています。コンビニで住民票をとれるのもわりと便利ですよ。今回も住民票をとりにコンビニへ行きましたし。

猫1号
猫1号

でも、その住民票使ってへんやろ

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

そうなのよ、コンビニの住民票じゃダメだったの

ICカードリーダーライター

マイナンバーカードを読み込むためのカードリーダーが必要です。確定申告はスマホでできるようになりましたが、登記のオンライン申請には必要です。ワタシは確定申告のために数年前に購入したものがあるで、クリアしていますが、持ってなかったら購入するかどうかは悩ましいですね。法務局が近いなら、印刷して持って行ってもいいですが、ワタシはあまり使わないけど持ってて良かったと思ってます。マイナンバーカードがあるならカードリーダーも持ってていいのかなぁと、今回も役立ったしね。

住民票コード

住所変更の登記なので住民票が必要です。ただし、オンライン申請する場合、住民票コードを記載することで提出の省略が可能となります。住民票に記載されているかと思ってコンビニへ住民票を取りにいったのですが、マイナンバーや本籍地などは記載の有無を選択できるものの住民票コードについては選択は出ませんでした。ところが200円払って出した住民票コードは記載されていませんでした。欄はあるのに、「省略」になっていました。

コンビニを出てスマホで検索したところ、コンビニの住民票には住民票コードは記載されないとのことでした。

そのときの時間は16時。市役所行けばまだ間に合う、と、そのままの足で市役所へ。

「住民票コードが記載されている住民票がほしい」と窓口で告げて無事GETしました。窓口で使用目的を聞かれたので「不動産の登記で」と答えたところ、通じなかったようです。「マイナンバーじゃなくて?」と確認されてしまいました。「オンライン申請で住民票コードがあれば提出省略できるので・・・」と補足しましたが、やっぱり登記を自分で、しかもオンラインでやる人は少ないんでしょうね。

  • 住民票コードがわかれば住民票はいらない。
  • 住民用コードの記載のある住民票はコンビニじゃ取れない。
猫2号
猫2号

住民票コードは昔、お知らせがあったみたいやで

住民票コードは省略がデフォルトみたい

登記簿謄本(登記事項証明書)

申請書を作る際に必要な情報が記載されているので用意しました。購入時に不動産屋さんから受け取っている書類の中にありました。ワタシは持っていましたが、手元にない場合はオンラインで申請することもできるようです。

申請書を作る

準備ができたので、申請書を作ります。公式マニュアルはあるのですが、ページ数も多く難しいです。。。

法務局の住所変更のページ

専用アプリをPCにインストールして、マニュアルを見ながら入力をしました。システム的な入力チェックはほとんどないようです。物件の検索はできますが、それ以外はWordのテンプレートを使って申請書を作るのとさほど変わらないかもしれません。

登録免許税の金額も自分で入力しなければなりません。マンションなので、土地と建物で1000円ずつ、計2000円です。土地が複数に分かれている場合は土地の数(筆)ごとに1000円です。

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申請書にサインして申請

申請書が完成したら、その申請書にマイナンバーカードを使って署名します。ICカードリーダライタをPCに接続してマイナンバーカードを読み取ります。マイナンバーカードには2種類のパスワードがありますが、今回使うのは長い方です。間違えたらロックがかかります。解除には市役所へ行かなければならないので、慎重に・・・

ワタシのPCの問題だとは思いますが、ICカードリーダライタをつないでいるにも関わらず、つながっていないとエラーが出ました。USBを何度も差し直しましたが、解消せず、そのままPCの再起動をしたらうまくいきました。別の申請でも毎回同じエラーが出ましたが、再起動すればいけました。

申請書にサインができたら、申請データの送信です。申請は迷うところはなく、ポチっと押すだけ。

すぐに「到達」の通知と登録免許税の「納付」ができるようになりました。

登録免許税の支払い

申請データを送信したらすぐに、登録免許税の支払いができるようになります。ワタシはネットバンクで支払いました。家でなんでもできる世の中ですね。いや、家じゃなくてもいいですね、パソコンがあればどこでもなんでもできます。

申請にかかった日数

ちょうど1週間かかりました。金曜日の夜に申請書をして、月曜日の朝、受領の通知が来ました。ドキドキしながら毎日チェックしていましたが特に連絡はなく、完了の通知がきたのは金曜日の朝でした。問題なく受理してもらえたようです。「公文書」がPDFで作成されました。

申請に間違いがあると「補正」の連絡がきて修正するので、1週間以上かかります。

かかった費用

コンビニでとった住民票に200円

市役所窓口でとった住民票300円

登記費用(登録免許税)2000円

合計で、2500円。司法書士さんに頼むと2万円だとすると、かなり安くすることができました。

猫2号
猫2号

コンビニの200円は間違えたやつやん

まとめ

やってみれば簡単でした。ワタシの場合、引っ越しは1回だけなので1枚の住民票で住所はつながります。複数回引っ越していたり、住民票コードができる平成14年よりも前の転居だと、少し複雑になるようです。

1回目は時間がかかりましたが、2回目以降は1回目の情報をコピーして使えるので、もっと簡単にできそうです。

不動産登記の住所変更はずっと気になっていたので、すっきりしました。これで次に引っ越しするときもバッチリです。猫たちは引っ越しはしたくないでしょうけれども(家具も荷物もまるっとそのまま運ぶので、すぐ慣れるはずですが)

ワタシの場合は、ややこしくなる条件がなかったのでスムーズに申請できたとは思いますが、住所変更は急がなくてもいいらしい(ただし、義務化が決まっているので要注意です)ので、試しにやってみてはどうでしょうか?司法書士さんへお願いすることを考えると費用はかなりおさえられますよ。

ワタシ(カイヌシ)
ワタシ(カイヌシ)

引っ越しのハードルが下がったよ~

猫1号
猫1号

引っ越しなんてせぇへんで

猫2号
猫2号

引っ越し、はんたーい

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